2009年06月10日
中小企業定年引上げ等奨励金その1
こんばんは。助成金福岡ネットの栗原です。
今日からブログをはじめていきます。
今回は何回かのシリーズで
『中小企業定年引上げ等奨励金』
の紹介をさせていただきます。
1.中小企業定年引上げ等奨励金とは?
→簡潔に書くと、定年年齢を引き上げたり、定年後の継続雇用の期間を延ばしたりする
ことで支給される奨励金です。
2.具体的な制度の内容とは?
→何パターンかの制度の導入の仕方があります。
1.現在、60歳以上65歳未満の定年を就業規則等で決めている場合
a.65歳以上70歳未満の定年制を導入
b.定年を70歳以上に引き上げ、または定年を廃止する制度を導入
2.現在、60歳以上65歳未満の定年を就業規則等で決めている場合
そして、継続雇用の年齢が70歳未満の場合
a.70歳以上の継続雇用制度を導入
b.定年を65歳以上70歳未満に定め、継続雇用を年齢を70歳以上にする制度を導入
3.現在、65歳以上70歳未満の定年を就業規則等で決めている場合
そして、継続雇用の年齢が70歳未満の場合
a.定年を70歳以上に引き上げる、または定年を廃止する制度を導入
b.70歳以上の継続雇用制度を導入
例えば、2.b.のパターンを説明します。
現在、60歳の定年で、定年後希望者全員を65歳まで継続雇用する制度を
就業規則等で定めている場合が2.の一例です。
そして、定年を65歳まで引き上げ、定年後希望者全員を70歳まで継続雇用
する制度を導入する場合がb.の一例です。
現在の状況や導入する制度によって支給される金額がかわります。
この例の場合、企業規模で変わりますが、下記のようになります。
1~9人 60万円
10~99 90万円
100~300 120万円
これが、一般の企業に一番多いケースです。
次回は、支給要件についてお話します。
ご興味ある方は、ホームページの『お問合わせ』フォームから
お願いいたします。
http://www.jyoseikinfukuoka.net/